自動車保険の内容を把握していますか?~無保険車傷害保険編~|三郷交通事故ドットコム

自動車保険

こんにちは。

三郷市交通事故の情報サイト
三郷交通事故ドットコムです。

三郷交通事故ドットコムでは、
初めて交通事故に遭ってどうすればいいかわからないというあなたに
お役立ち情報を発信しています。

少しでもあなたのお力になれればと思います。

 

今回から皆さんが加入している任意保険の補償内容を数回に分けて詳しく解説していこうと思います。

 

いざという時に助けてくれる任意保険ですが、契約内容によっては思っていた補償内容と違う。という事もありますので、一度ご自身が加入している保険の補償内容をチェックしてみてください。

 

今回は無保険車傷害保険について

無保険車傷害保険とは

無保険車傷害保険は交通事故の相手が任意保険に加入していない、ひき逃げ等相手の車が不明という状況の時に使える可能性がある保険です。

 

しかし今まで紹介してきた保険と明らかに違う点があります。

無保険車傷害保険が使える条件として「交通事故によって死亡または後遺障害が生じた場合」とされています。

 

なので交通事故によってケガをしたが、後遺障害は残らなかった場合などは使用する事はできません。

 

無保険車とは?

無保険車といっても保険に一切入っていないというわけではありません。

 

まず車を動かす場合は自賠責保険の加入が義務付けられていますので、原則走行している車は自賠責保険には加入しています。

※自賠責保険に未加入だった場合は刑事処分や罰金刑が科されます。

 

しかし自賠責保険は被害者を守る為の最低限の保険になりますので、交通事故の状況によっては自賠責保険の補償内容だけでは補いきれないという場面も多くあります。

 

自賠責保険では補いきれない部分を任意保険の対人賠償保険から補うのが一般的ではありますが、対人賠償保険の全国の加入率平均は約8割と言われています。

 

ここで言う無保険車とは、任意保険に加入していない車となります。

※年齢制限などの条件違反やひき逃げなど相手車両が不明の場合も含みます。

 

無保険車傷害保険の補償内容は?

繰り返しになりますが、無保険車傷害保険が使用できるのは無保険車との交通事故によって契約者が死亡もしくは後遺障害が残ってしまった場合のみです。

※後遺障害が残らないようなケガの治療費等は補償されませんのでご注意ください。

 

加害者が負担するべき死亡、後遺障害による損害賠償金のうち、自賠責保険の補償限度額を差し引いた金額が無保険車傷害保険では補償されます。

 

仮に加害者が対人賠償保険に限度額を設定していて、死亡、後遺障害による損害額が限度額よりも高くなった場合でも、足りない分は無保険車傷害保険から補償されます。

 

人身傷害補償保険との違いは?

任意保険の中で自分自身を守る為の「人身傷害補償保険」というものがあります。

↓↓詳しくはこちら↓↓

https://misato-koutujiko.com/jinnsinnshougaihokenn/

 

無保険車傷害保険と人身傷害補償保険とで似ている部分もあるのですが、大きく違うポイントがあります。

 

補償の対象になる状態

無保険車傷害保険…死亡、後遺障害が残った場合のみ

人身傷害補償保険…死亡、後遺障害、ケガ

 

無検車傷害保険は人身傷害補償保険と比べると、補償される範囲が狭くなってしまうのが特徴です。

 

自身の過失分の賠償金額

無保険車傷害保険…対象外

人身傷害補償保険…補償対象になる

 

上記の通り、無保険車傷害保険に関しては賠償金額の自身の過失分は支払いの対象になりません。

しかし人身傷害補償保険の場合は、自身の過失割合に関係なく損害賠償額が補償されます。

 

もし、人身傷害補償保険と無保険車傷害保険のどちらにも加入している場合は、無保険車両のとの事故によって死亡、後遺障害が残ってしまった場合は、人身傷害補償保険が優先的に適用されます。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

 

今回、以外にも任意保険に加入していない方が20%ぐらいいるという事が分かったと思います。

この数値からですと5台に1台は任意保険に未加入の状態で走行している事になりますので、無保険車両と交通事故に遭ってしまう可能性は十分に考えられます。

 

無保険車傷害保険は保険会社によっては自動的に付帯されている事もあるようです。

 

無保険車両との事故に遭った際に慌てずに対応できるように、人身傷害保険や無保険車傷害保険の内容を確認しておく事をおすすめします。

 

タイトルとURLをコピーしました